福島第一原発2号機の燃料デブリの試験的取り出しは11月2日にもデブリを格納容器の外へ(福島)
福島放送
東京電力は10月30日、福島第一原発2号機の格納容器の底で、燃料デブリをつかみ上げることに成功し、31日にその際の動画を公開しました。 動画では爪のような装置が直径5mm程とみられる塊をつかみ、持ち上げる様子が捉えられています。 11月1日もこの装置を引き戻す作業が続けられ、燃料デブリは2日にも格納容器の外へ取り出される見通しです。 燃料デブリは3連休明けに放射線量を測定して1時間あたり24ミリシーベルト以下であれば専用の容器に入れて回収されたあと、国の分析施設へ運ばれます。