ドジャースが控え捕手バーンズとの年俸350万ドルのオプション行使 500万ドルのロハスはどうなる?
ドジャースが控え捕手オースティン・バーンズの25年のオプション契約を行使すると決めた。米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が2日(日本時間3日)に報じた。 バーンズは350万ドル(約5億3550万円)の年俸を得る。12月に35歳になるバーンズは15年にドジャースでメジャーデビュー。長年にわたり堅実で信頼性のある控え捕手としてチームに貢献してきた。 正捕手のウィル・スミスは今年3月に10年の契約延長で合意し、今後も長く主力捕手であり続ける。マイナーにはディエゴ・カルタヤやダルトン・ラッシングといった捕手の若手有望株が控えており、過去2シーズンで打率.217、出塁率.289、長打率.270のベテランに350万ドルは高いかもしれないが、バーンズは守備力が評価されており、今シーズンも54試合で守備防御点+2を記録している。25年はカルタヤやラッシングがメジャーでもプレーする可能性があるが、メジャーに徐々に適応させるための安全な選択肢とも言える。 今後、ドジャースはさらに2つのオプションについて決定する必要がある。遊撃手のミゲル・ロハスは年俸500万ドル(約7億6500万円)のオプション(100万ドルのバイアウト)で残留させるかどうかの判断。左腕クレイトン・カーショーについては本人が1000万ドル(約15億3000万円)のプレイヤーオプションを行使するか、再びフリーエージェントの資格を得て再契約を目指すかだが、本人は既にドジャースとの再契約が希望と表明している。