東電が長岡市でフォーラム開催 柏崎刈羽原発再稼働の必要性を市民にアピール【新潟】
柏崎刈羽原発の再稼働を目指す東京電力が、住民らを招いたフォーラムを初めて開き、再稼働への理解を求めました。 21日に長岡市の「ハイブ長岡」で開いたフォーラムでは、経済産業省出身の政策アナリストらによるトークセッションのほか、東電幹部が登壇して柏崎刈羽原発の現状を説明。再稼働の必要性を訴えました。 ■稲垣武之 柏崎刈羽原発 所長(市民への説明で) 「首都圏の電力需要に応えるとともに、電力融通により新潟県も含めた東日本全体の電力供給の安定に貢献していきたい」 質問コーナーでは事前に寄せられた問いかけに答える中で再稼働のメリットを強調。「地元に雇用などで貢献できる」などと答えました。 ■福田俊彦 東電原子力・立地本部長(終了後の取材に) 「幅広い方々にご意見を伺いながらご理解を頂けるようにということなので、まだまだ『どのぐらい』という段階ではない」 福田本部長は「再稼働に向けて前進したか」との記者の問いかけには、言及を避けました。