工場潜入!全国から注文「イラスト入り」コロッケ 有名テーマパークや遊園地から引き合い 開発の裏話や好調の理由は
■児童が描いたポスターもコロッケに
現在は学校給食が主軸。 2022、長野市では児童が描いたポスターをプリントしたコロッケが献立になりました。 児童: 「サクサクして甘かった」 「かわいい絵。楽しい」
■「ハチポ」をプリント
どのようにして作られているのでしょうか。 大福食品工業・新井愛実さん: 「通常は関係者以外立ち入り禁止になっていますが、ご案内します」 「こちら食品プリンターです」
塩尻市の企業が手掛けた食品用のプリンター。これに画像データを読み込ませるとピザシートや春巻きの皮にイラストがプリントされます。 色付けはベニバナやクチナシなど天然由来の色素を使用。今回は特別に、NBSのマスコット「ハチポ」と、「みんなの信州」のロゴの2種類を作ってもらいました。
続いてコロッケの製造ライン。 専用の機械でジャガイモとタマネギを混ぜた「タネ」を成型したら、ピザシートにプリントされた「イラスト」を張り付けます。
■イラストの付け方は「企業秘密」
大福食品工業・新井愛実さん: 「ここからイラストのトッピングになるんですけど、詳細に関しては企業秘密となっております」 詳しい工程は「企業秘密」。丁寧に手作業で張り付けているそうです。
大福食品工業・新井愛実さん: 「バッター液にパン粉が付くんですけど、イラストのシートはぬれていないのでパン粉が付かない。(イラストがしっかり見える工夫は?)当社独自の技術になっていて、詳細はちょっとお伝えできないんですけど、なかなか大手や他社にはまねできない技術かなと」
■ハチポのコロッケが完成!
イラストに崩れがないかチェックしたあと急速冷凍して出荷します。 従業員: 「ハチポのコロッケです」 記者: 「すごいですね、ハチポがくっきりとデザインされていて、見た目もかわいらしいです」
揚げてもイラストは鮮明です。 大福食品工業・門脇一郎社長: 「インクですから水に浸すと溶けちゃうわけですよね、薄くなったりして。でも一瞬で油のコーティングができちゃって、絶対取れない」