年賀はがき、全国一斉発売 福島市の福島中央郵便局、初日の客足例年並み
2025(令和7)年用の年賀はがきが1日、全国一斉に発売された。福島市の福島中央郵便局では、販売開始前から買い求める市民らが列を作った。 無地の他、2025年4月に開幕する大阪・関西万博にちなみ、公式キャラクター「ミャクミャク」を描いたはがきなどがある。桑折町特産のモモをあしらった広告付き年賀はがきを購入した市内の女性(63)は「普段は会えない遠方に住む友人や家族に送りたい」と話した。購入した先着50人には福島市産のリンゴが贈られた。 配達の受け付けは12月15日に始まる。同25日までに投函(とうかん)すれば元旦に届く。年賀はがきを含む郵便はがきは郵便料金の値上げに伴い、22円高い1枚85円となった。福島中央郵便局によると、初日の客足は例年並みだったという。倍賞文隆総務部長は「年賀状は日本の素晴らしい文化。新年のごあいさつに活用してほしい」と呼びかけている。