ITADAKI 2024 SPインタビュー! REG☆STYLE × 若手ダブルダッチャーが語る“ダブルダッチの未来”
──そうですね。大学生になってから…とかではなく、今輝いている子たちはこの時点から行動していたという。 YUI そもそも仲間が離れていったり、続けられる環境が不十分だったなかで、どうして2人はダブルダッチを続けたいと思うようになっていったの? 逆境のなかでも頑張りたいと思えた原動力を知りたくて。 ikkyon 僕は1on1のバトルですね。 ダブルダッチはショーケース中心の文化なので、「1on1バトル」というものの概念が自分の中には無かったのですが、レッスンに通って1on1のイベントを知ったり、動画を見るようになって。 これは自分でも頑張れるのではないか、自分一人でも続けていける足がかりになるんじゃないか、と思うようになりました。 KOKORO 私は中学生のとき、昔あった「WORLD JUMP ROPE CHAMPIONSHIP」という、スポーツ(競技)のジャンルの大会に出たときのことです。 その世界選手権大会のために国内の予選を通過しないといけないのですが、私たちは6人編成のチームで出場しました。ただ、その国内予選が5人しか出られないというルールで。 そこで1人落とされたのが私でした。めちゃくちゃ悔しい思いをして。 無事に世界選手権大会には進出して6人でプレーすることはできたのですが、「自分の力で世界に行けたわけではないな」という思いが心のどこかでずっとあったんです。その悔しさはいまだにずっと残っていますね。 あともう1つは、憧れや目標になる方を見つけるようになった頃だったんです。それこそREGSTYLEの皆さんとか。 YUI 2人ともいい話だな~。それこそ、KOKOROの当時のコーチと私は仲が良いんだけど、KOKOROが今でもダブルダッチを続けているのがすごく嬉しいって言ってた。 KOKORO 今でもめちゃくちゃ連絡くれます。 KO-YA やっぱり「悔しい」って大事だよね。俺もそう。悔しい思いがいっぱい積み重なって今がある。 むしろあの悔しさが無かったら、今辞めちゃってるんじゃないかなと思うことすらある。 もはや「悔しい」をひっくり返す快感を覚えてるよね(笑)。