「国外避難か戦うか2択」 難民がミャンマーの現状語る
ミャンマーの国軍クーデターから3年が過ぎ、徴兵制の実施発表など混乱が続く現状と、在日ミャンマー人の状況を語る講演会が23日、大阪市で開かれた。自身も難民として生活しながら同胞の支援を続けるアウンミャッウィンさん(49)が「ミャンマーの若者は今、国軍と戦うか国外に逃げるかの選択肢しかない厳しい状況だ」と国際社会の支援を求めた。 在日ミャンマー人はクーデターの影響で、留学生や技能実習生を中心に増加している。 14歳の時から民主化を求める学生運動に参加していたウィンさんは、来日後、東日本入国管理センター(茨城県牛久市)に2年間収容された。2004年に難民認定された。