坂東祐大×角野隼斗が音楽談議。「日本と海外のコンサートホールの違い」で盛り上がる
聴こえてきた着信音に即興で対応
角野は先日イギリスでおこなわれたコンサート中、観客席から聴こえてきた携帯音に即興で反応したことで話題を集めた。 坂東:ああいう音って聴こえるんですか? 角野:聴こえますね。僕しか弾いていなくて、かつ緩やかに演奏していたところだったというのもあります。ロイヤル・アルバート・ホールって6,000人ほど入って客席から見るとものすごく大きく感じるんですけど、舞台に立ってみるとそこまで大きく感じないんですよ。 坂東:そうなんですか! 角野:たぶん、囲まれて中心にいるからですね。なので、会場内で鳴っている音がすべて把握できるような気持ちで弾けます。『ラプソディ・イン・ブルー』を弾いていたときでしたけども、鳴った音に反応しようってモードでしたので、それで咄嗟に着信音に反応しました。 坂東:コンチェルトをやっているなかで他の音が聴こえるのってどんな感じなのかなとすごく気になっていました(笑)。 角野:聴こえますし、ピアノリサイタルとかやっていても客席のノイズは耳に入りますね。作曲するときはピアノですか? 坂東:ピアノを使うときもありますし、使わなくてもできますね。半々ぐらいかな? とはいえ、とっかかりで何かを書くときにピアノをとりあえず弾いてみる、というのはよくあります。なかには、まったくピアノを使わず、譜面だけで書く人もいるんですよ。自分は小さい頃からピアノをやらされていたから、弾くことが日常のなかにありますね。 坂東祐大は、6月16日(日)の同番組にも引き続きゲスト出演。オンエアは11時30分頃から。放送後の一週間はradikoのタイムフリー機能でも再生可能。