那覇市に「KOKO HOTEL」初進出 前島と松尾の2カ所、2027~28年に開業
全国でホテル運営を行うポラリス・ホールディングス(東京)の関連会社フィーノホテルズ(同)は2027~28年にかけて那覇市内に、ホテルブランド「KOKO HOTEL」を2カ所開業する。同ブランドは北海道や東京、大阪などで20カ所展開しており、沖縄は初めて。 宮古島にラグジュアリーホテル「ローズウッド」 2025年3月オープン 「KOKO HOTEL那覇前島(仮称)」は地上18階建てで客室は132室。泊港に近い前島3丁目で着工済みで、27年春の開業予定。最上階にインフィニティプールとバーを設ける。多人数での宿泊を想定して一部客室にキッチンパントリーも設ける。 「KOKO HOTEL Premier那覇(仮称)」は、県庁と道向かいの松尾1丁目に28年夏の開業予定。地下1階・地上17階建てで、173室の客室は平均30平方メートル以上となる見込み。同ホテルは「KOKO HOTEL」のハイクラスブランドで、インフィニティプールとバーに加えて高層階にスパとサウナも設ける。同地を所有しホテルを建設する不動産のアクアリゾート(東京)によると、敷地面積2717・5平方メートル、延べ床面積1万752平方メートル。 同ホールディングスはこれまで名護市、恩納村のベストウェスタンホテルを運営。コロナ禍で撤退していた。(政経部・村井規儀)