ノートルダム大聖堂再建中に発見の彫像など パリで初展示
(c)AFPBB News
【11月26日 AFP】フランス・パリのノートルダム大聖堂の再建現場から発見された建築物の一部が、国立中世美術館(クリュニー美術館)で始まった企画展で初めて展示されている。 発見されたのは、大聖堂内でかつて祭壇と会衆席を仕切っていた「ロード・スクリーン(内陣仕切り)」という彫像で飾られた建築物の一部だ。 1230年に造られたが18世紀には壊されてしまい、19世紀に行われた再建工事では15点だけが見つかっていた。 2019年に起きた大規模火災の後に再建現場で実施された発掘調査では、たった15平方メートルの場所から、色彩豊かなものも含めて約1000点が発見された。 今回の企画展ではそのうち30点余りが展示されている。企画展は2025年3月16日まで。 ノートルダム大聖堂は修復作業を終え、12月8日に一般入場の再開が予定されている。映像は11月18日撮影。(c)AFPBB News