このまま“出番なし”に…?広島、今季1軍出場ゼロの選手(4)"崖っぷち"もファームで大不振
シーズン終盤を迎えている2024年のプロ野球。今シーズンも主力の故障や不調など、様々な要因で選手の入れ替えが行われ、多くの選手が一軍の舞台を経験している。一方で、開幕から二軍暮らしが続き、一軍未出場の選手も少なくない。ここでは、ここまで一軍出場がない広島東洋カープの選手を紹介したい。(※今季成績は9月7日時点)
戸根千明
・投打:左投左打 ・身長/体重:174cm/102kg ・生年月日:1992年10月17日 ・経歴:石見智翠館高 - 日本大 ・ドラフト:2014年ドラフト2位 昨季は開幕一軍入りを果たすなど、一時は復活を予感させていた戸根千明。しかし、移籍2年目の今季は、二軍でも低調な数字が並び、厳しい立場となっている。 2014年ドラフト2位で読売ジャイアンツに入団すると、ルーキーイヤーから一軍のブルペンに定着。同年は46試合に登板し、1勝5ホールド、防御率2.88の好成績を残した。 翌2016年も42試合と多くの登板機会を得たが、防御率4.50と数字を落とした。その後は故障にも苦しみ、登板機会が減少。 2022年は9試合の登板で防御率5.02に終わり、同年オフの現役ドラフトで広島東洋カープに移籍した。 移籍初年度の昨季は、開幕一軍入り。春先はフル回転の活躍を見せたが、シーズン後半は失速。最終的に24試合の登板で防御率4.64に終わった。 今季はファームが主戦場となり、16試合登板で防御率10.43と低迷。一軍昇格のきっかけも掴めずにいる。結果が求められる立ち位置となっているだけに、再浮上を図りたい。
ベースボールチャンネル編集部