ラ・リーガ優勝のレアル・マドリー、ヴィニシウスが「新たな時代だ」とメッセージ…今季無冠のバルセロナ&アラウホに皮肉か
2シーズぶり36回目のラ・リーガ優勝を果たしたレアル・マドリーだが、FWヴィニシウス・ジュニオールがSNSで発信したメッセージが話題となっている。 4日のラ・リーガ第34節、ホームでのカディス戦を3-0で制した首位マドリー。直後に行われたジローナ対バルセロナが4-2でジローナの勝利に終わり、2位だったバルセロナとの勝ち点差が14まで広がったため、4節を残した段階で優勝が決定している。 優勝決定後には、ヴィニシウスが『X(旧ツイッター)』で意味深なメッセージを記した。ブラジル代表FWは、マドリーのファンアカウントが投稿した「ヴィニシウス11タイトル、バルベルデ10タイトル、ミリトン10タイトル……ベリンガム2タイトル、ギュレル2タイトル」という若手選手たちの獲得タイトル数を羅列したポストを引用。キョトンとする両目の絵文字とともに、次のような言葉をつぶやいたのだった。 「ヌエバ・エラ(新しい時代)」 このスペイン語は、バルセロナDFロナルド・アラウホが過去に口にしたことで有名だ。2023年1月、バルセロナはスペイン・スーパーカップ決勝でマドリーを破り、その直後アラウホが「ヌエバ・エラの始まりだ!」と叫んだのだった。 バルセロナは昨季スペイン・スーパーカップとラ・リーガ優勝を達成したが、今季は無冠でシーズンを終えることに。対して今季のマドリーは昨季のバルセロナと同様にスペイン・スーパーカップとラ・リーガ優勝を果たし、なおかつチャンピオンズリーグでは準決勝まで勝ち進んでいる。スペインメディアはヴィニシウスの今回のメッセージについて「ヴィニシウスがアラウホに皮肉」「ヴィニシウス、ラ・リーガ優勝のお祝いでアラウホとバルセロナに思いを馳せる」「ヴィニシウスがバルセロナをからかう」などと報じている。