「地球温暖化防止ポスター」最優秀賞 内田君(高千帆2年)、谷山さん(小野田2年)【山陽小野田】
山陽小野田市地球温暖化対策地域協議会(塩田賢二会長)が市内の小・中学生から募集した「環境・地球温暖化防止ポスター」の表彰式が26日、市民館で開かれた。小学生の部は内田皇冴君(高千帆2年)、中学生の部は谷山恵舞さん(小野田2年)が最優秀賞に輝いた。 今年度は小学生から29点、中学生から32点の計61点が寄せられ、厳正に審査された。 表彰式では塩田会長が「環境問題に関心を持ってくれてありがとう。特に今、地球温暖化や増え続けるごみが問題となり人間や動物、植物に悪い影響を及ぼしている。ごみを減らす、地産地消に努める、電気を小まめに消すなど一人一人ができることに取り組んで。若い人の地球環境への思いや行動が大事」と呼び掛けた。 内田君は地球が体温計を加えている絵を画用紙いっぱいに描き「すとっぷおんだんか ちきゅうだってねっちゅうしょう」の言葉を添えた。「学校で熱中症アラームが出ると外で遊べないのが残念だった。ぼくたちの未来の社会が気温40度にならないようにとの思いを込めた」と話した。 谷山さんは「誰かが拾ってくれる その考えをまずは捨てよう」と、ごみのポイ捨てや不法投棄の撲滅を願う思いをポスターに託した。 応募作品は来年に開催予定の環境展や啓発活動で活用される。 受賞者は次の通り。(敬称略) ◇小学生▽最優秀賞=内田皇冴(高千帆2)▽優秀賞=戸川渉生(同6)▽入賞=野原遥加(厚狭3)岸諒間(高千帆2) ◇中学生▽最優秀賞=谷山恵舞(小野田2)▽優秀賞=石松凌大(高千帆1)▽入賞=藤永ゆりの(同1)水田ひなの(小野田2)