鎌田大地の同僚MFは来夏争奪戦必至? 20歳アダム・ウォートンにシティ、リヴァプールが熱視線
将来を嘱望される1人
クリスタル・パレスに所属するMFアダム・ウォートン(20)は来夏ビッグクラブによる争奪戦が予想されている。 2024年の2月にイングランド2部チャンピオンシップに所属するブラックバーンからパレスに加入したウォートン。プレミアリーグ初挑戦だったにも関わらず、この20歳は抜群のインパクトを残した。昨シーズンはパレスでリーグ戦16試合に出場し、3アシストを記録。クラブの後半戦の追い上げに欠かせない役割を担った。 瞬く間にその名を知らしめたウォートンはEURO直前にイングランド代表に初招集されると、そのまま本大会のメンバーにも名を連ねた。出番こそなかったものの、イングランドの将来を担う選手の1人として注目度はかなり高い。 そんなウォートンに早くも熱視線を送っているのがリヴァプールとマンチェスター・シティのようだ。英『TEAMTALK』が報じている。リヴァプールは今夏も守備的MFの補強に動いていたが、ターゲットだったマルティン・スビメンディは獲得できず。冬の移籍市場で再び同選手の獲得に動く可能性もあるようだが、ウォートンも監視しているという。 シティはイルカイ・ギュンドアンが復帰したことで、今は中盤の選手層は豊富だ。しかし、現行契約では来夏に満了となるケビン・デ・ブライネ、そしてサウジアラビアからの関心が寄せられているマテオ・コバチッチ、レアル・マドリードのターゲットに急浮上したロドリなど一気に中盤が手薄になる可能性もあり、世代交代も視野に入れてウォートンをターゲットの1人と考えているという。 パレス加入時の移籍金は2100万ユーロほどと報じられていたが、ウォートンは評価を大きく上げており、獲得には多額の資金が必要になるだろう。パレスも簡単には移籍を容認しないだろうが、将来が期待されるウォートンの来夏の争奪戦は必至か。
構成/ザ・ワールド編集部