天気悪いと調子も悪い……「気象病」とは? “10階以上の自宅や職場”も注意 発症率の高い地域と対策は【#みんなのギモン】
■調査では…女性8割以上、男性5割以上
加納解説委員 「気象病は、『天気痛』とも呼ばれることがあります」 「民間の気象情報サイト・ウェザーニュースが去年行った調査では、『あなたは天気痛(気象病など)を持っていますか?』という質問に対し、『はい』もしくは『持っている気がする』と答えた人の割合は女性で8割以上、男性で5割以上でした」 「かなり多くの人が悩んでいらっしゃるんですね」 森圭介アナウンサー 「こんなに多いんですね。そう考えると、私は気象病はないと思っていましたけど、調子悪いのは気象病(の影響)なんじゃないかとだんだん思えてきますよね」 鈴江アナウンサー 「疑い始めますよね」
■5項目で可能性大…「チェックリスト」
加納解説委員 「自覚がない方もいらっしゃるみたいですね。せたがや内科・神経内科クリニックの久手堅司院長が使用しているという、気象病チェックリストがあります。その一部を紹介します」 「『天候が変わる時に体調が悪い』『耳鳴りやめまいが起こりやすい』『猫背、そり腰 姿勢が悪い』など12項目があります。皆さんは事前に、当てはまる項目がないか考えてもらいました」 斎藤キャスター 「『PC作業やスマートフォンの使用が1日平均4時間以上』『エアコンが効いている環境にいることが多い』の2つです」 森圭介アナウンサー 「私はその2つに加えて、『姿勢が悪い』と『ストレッチや柔軟体操をすることが少ない』もあります」 鈴江アナウンサー 「斎藤キャスターの2つに加えて、『肩こりや首こり 首の外傷歴がある』『日常的にストレスを感じている 特に精神的なストレス』の4つが当てはまりました」 河出アナウンサー 「『天候が変わる時に体調が悪い』、『姿勢が悪い(そり腰)』『雨が降る前や天候が変わる前に何となく予測ができる』、『歯の食いしばりや、歯ぎしり、歯の治療が多い 顎関節症と言われたことがある』など6つでした。ちょっと多いですかね…」 加納解説委員 「これが5つ程度当てはまると、気象病の可能性が高いということです。特に『天候が変わる時に体調が悪い』『雨が降る前や天候が変わる前に何となく予測ができる』に当てはまる人は、ほぼ気象病だとみられるそうです」