ヌルマゴメドフ従弟、MMAデビュー戦で圧倒一本勝ち、名前も「最強すぎる」と話題
11月9日(土・現地時間)ロシア・ヤクートで開催されたMMAイベント『イーグルFC 55』では、元UFC世界ライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフの従弟がプロデビュー。伯父譲りの激烈パウンド、強力なリアネイキッドチョークで秒殺一本勝ちした。 その名前にも注目が集まり、なんとモハメドアリ・ヌルマゴメドフ(ロシア)だ。ネットでは勝利動画がバズると共に「格闘技で最強になるための名前だ」と話題になっている。 【フォト・動画】似てる?彼とヌルマゴメドフの2ショット、ド迫力一本勝ち動画も ハビブ・ヌルマゴメドフは元UFC王者にして29戦29勝、MMAにおける最長勝利記録を持ったまま、無敗で引退。強力なテイクダウンとグラウンド・パウンド力を持ち、”史上最高の総合格闘家”の呼び声高い。 『イーグルFC』は、そのヌルマゴメドフがプロモートするMMA団体で、昨年11月以来、約1年ぶりの開催となった。 従弟のモハメドアリは、バンタム級戦でプロデビュー。Tapologyによると、アマでは18年に2戦2勝しているが、それ以外のデータは無い。 相手は、こちらもMMAデビューのショクジャコン・アクノフ(タジキスタン)。 試合開始早々、モハメドアリが強烈な右オーバーハンド一発でダウンを奪うと、そのまま飛び掛かりパウンドの嵐、瞬く間にマウントに持っていった。バックを奪うと更に連打の後、リアネイキッドチョークに!タップを奪い、113秒で勝利をものにした。 この獰猛な勝利動画は拡散され「新たなイーグル(ヌルマゴメドフの異名)だ」と称える声の他、彼の”モハメドアリ”という伝説のボクサーを冠したファーストネームから「あらゆる格闘技で最も恐ろしい名前」「この2つの名前、プレッシャー凄すぎるだろ」「蝶のように舞い、RNCで沈める」と名前への反応が多数並ぶ。 「彼がマイクタイソン・マカチェフと戦うのが待ち遠しい」「ジョージフォアマン・マクレガーが黙ってないよ!」とジョークを飛ばす者も。 モハメドアリ自身はSNSで「この小さな勝利が、より大きな旅の始まりとなりますように」と謙虚に喜んでいる。まるでヌルマゴメドフそっくりの強力なグラウンド、パウンド、チョークを併せ持つ、彼の将来に期待だ。