小湊鉄道

　運転士不足のため現在、平日の一部列車を減便している小湊鉄道は、10月から減便前のダイヤに戻すと発表した。復便する列車の時刻に変更はない。 　復便するのは、午後7時22分の養老渓谷発五井行きと、午後8時44分の五井発上総牛久行きなど。同社によると、社内で希望者を新たな運転士として養成した結果、運転士の休暇を確保しつつ、運行に必要な人員を満たしたという。担当者は「今後も地道に養成していく」とした。 　また、機関車の不具合で長期運休していたトロッコ列車も修理を終え、養老渓谷の紅葉の季節に合わせて運転を再開することも発表した。運転日は11月16、30日、12月7日の3日間を予定している。 　キハ40形気動車による観光急行列車も引き続き日曜日を中心に、12月15日まで運行し、秋の行楽客の輸送力を確保する。なおJR北海道とのコラボ企画、宗谷線急行ヘッドマークは9月で終了する。