ご利益がユニークな神社10選!髪や天気にまつわるお守りや絵馬をチェック<2024>
【埼玉県・東松山市】箭弓稲荷神社
●野球界の人々が必勝を願う1300年以上の歴史を持つ神社 奈良時代の712(和銅5)年に創建されたと言われており、1300年以上の歴史がある神社です。平安時代の中頃、源頼信が平忠常追討のために野久ヶ原(やきゅうがはら)に陣を張り、鎮座していた野久稲荷神社に戦勝祈願をしたところ、明け行く空に箭(矢)の形をした白雲がにわかに現れ、その箭は敵を射るかのように飛んで行き、頼信軍が勝利しました。以来、頼信は野久を箭弓と改めて呼ぶよう命じ、神社は現在まで多くの信仰を集めています。
“やきゅう”という読み方から、少年野球クラブや高校球児、さらにはプロ野球選手など、野球関係者が必勝祈願に足を運んでいるそう。授与品には「球技守バット」や「球技守グローブ」(ともに800円)があります。
ほかにも「バット絵馬」、「ベース型絵馬」(ともに800円)といった野球道具をモチーフにしたお守りや絵馬がそろっています。また、稲荷神社でもあるため、キツネのお守りやステッカーなども授与していますよ。
■箭弓稲荷神社 [住所]埼玉県東松山市箭弓町2-5-14 [営業時間]参拝自由【授与所】9時~17時 [定休日]なし [アクセス]東松山駅より徒歩3分/関越道東松山ICより5分 [駐車場]あり(無料)
【石川県・金沢市】波自加彌神社
●ご利益は料理上達と無病息災!香辛料の神様を祀る神社 石川県金沢市に奈良時代から鎮座している波自加彌(はじかみ)神社。“はじかみ”とは古語でショウガやワサビ、サンショウといった口にして辛い香辛料のことを指しており、古くから香辛料の神様を祀っています。昔、香辛料は薬効があると言われ、料理だけでなく薬としても使われていたため、ご利益は料理上達や無病息災です。毎年6月15日には一年の健康を祈り、清められたショウガ湯を参拝者に振る舞う「はじかみ大祭」も行っています。
香辛料が描かれた御朱印帳(1500円)だけでなく、かわいらしい御朱印が評判で「月替わりの御朱印」(300円)や「季節ごとの切り絵の御朱印」(1000円~)など常時10種を頒布しているのも魅力のひとつです。