imase、ドリフも歌った名曲「いい湯だな」をホットにアレンジ 25年2・14公開映画「ババンババンバンバンパイア」主題歌「昔ながらの良さと今っぽさが融合して気に入っています」
SNSで話題の若手シンガー・ソングライター、imase(イマセ、24)が2025年2月14日公開の映画「ババンババンバンバンパイア」(浜崎慎治監督)の主題歌を担当することが11日、分かった。タイトルの〝元ネタ〟であるザ・ドリフターズも歌った「いい湯だな」をアレンジしてカバー。同曲がヒットした昭和の懐かしさを残しながら、ラップの歌詞などを加えて現代風に生まれ変わっている。 2000(平成12)年生まれのimaseが、昭和の名曲「いい湯だな」にリスペクトを込めながら令和の〝銭湯ソング〟を完成させた。 主演の吉沢亮(30)が銭湯で働く450歳のバンパイア(吸血鬼)役に挑戦するラブコメディー「ババンババンバンバンパイア」の主題歌は「いい湯だな 2025 imase×mabanua MIX」。 タイトルにはアレンジ担当のミュージシャン、mabanua(マバヌア)の名前を加え、imaseはドリフとほぼ同じ心地よいリズムで♪ババンババンバンバンパイア―などと歌唱。一方で「自分もラップっぽい歌詞を書いたり、昔ながらの良さと今っぽさが融合して気に入っています」と手応えを感じている。 imaseは柔らかい空気感の高音と耳なじみのよいメロディーなどが特徴の人気アーティスト。21年にメジャーデビューし、昨年の第65回日本レコード大賞ではTikTokの世界再生数で80億回を突破した「NIGHT DANCER」で優秀作品賞を受賞した。 映画の主題歌は11月公開の「スマホを落としただけなのに~最終章~ファイナル ハッキングゲーム」でも担当。今作では「バンパイアの森蘭丸がまさか銭湯で働いて、(好意を寄せる15歳の)李仁の童貞を守るなんて設定が面白い」とぶっ飛んだ物語に感動しており、主題歌では「ひと息つきながら本当に温かい銭湯に入っているような、そんな心地いい気持ちになれる楽曲だと思っています」と呼び掛けた。 ★人気漫画原作の破天荒ストーリー
「ババンババンバンバンパイア」は同名人気漫画が原作。銭湯で働く森蘭丸の正体は450歳のバンパイア。18歳童貞の血を狙い、銭湯の一人息子で15歳の李仁(板垣李光人、22)に接近するが、李仁は同級生の葵(原菜乃華、21)に一目ぼれ。蘭丸は童貞喪失の危機を感じ、恋愛成就の阻止作戦に出る中、葵は蘭丸に恋心を抱くようになる。ほかに眞栄田郷敦(24)、満島真之介(35)、関口メンディー(33)らが出演。