「自分の120%を発揮しないと勝ち残れない戦い」浜瀬海が挑むのは世界最高峰の舞台WLT。
今まで数々の大会で結果を残してこれたのは何が秘訣でしょうか? K:他の選手も見えない努力をしてきていると思いますし、僕自身も隠しているわけではないのですが、週3回はジムに通ってトレーニングをしていて、サーフィンもその合間で練習しています。このような形で日々の努力の積み重ねから生まれた自信が結果に繋がっている秘訣だと思っています。 また僕の場合、サーフィンに関してはやはり時間が取れなかったり、湘南自体潮回りがあまり良くないこともあっていつも好きな時に乗れる環境ではないので、レッスン中や自分が練習できる時間で乗れる1本1本を大切にして集中して乗るように意識しています。環境が整っていないからこそ、その時の自分に何が必要なのかをしっかり明確して一つ一つに注力しながら練習して自信を付けるようにしています。
浜瀬が思う世界最高峰の大会「WLT」が他の大会と一線を画す理由とは
WLTとはどのような大会でしょうか? K:ロングボードの世界一大きいコンテストのツアー戦で世界最高峰の大会です。出場資格を得られる選手は22人から23人ほどで、世界中から強豪選手が集まって試合をするのですが世界最高峰ということもありとてもハイレベルなので自分にとっても刺激しかない大会になっています。 またこのツアーはシーズンで大体4~5戦あるのですが、今年は4戦で7月~10月の間で毎月1試合ずつくらいある形になります。ただ10月にエルサルバドルで行われる最終戦にはシーズンのトップ8の選手しか出場できないので、まずはそこへ出場するためにしっかりトップ8に残るのが最初の目標です。 国内外で結果を残してきた浜瀬選手にとってWLTはどんな大会でしょうか? K:世界最高峰の大会ということもあって自分の中で一番重きを置いている大会ですし、普段出場するJPSAの大会では日本人選手としかマッチアップしない一方で、WLTでは自分よりはるかに上手い外国人選手たちと戦うことになるので、試合が始まる前から心が折れないように自分を常にそのレベルに持っていくような臨み方が必要となる他の大会とは一線を画している大会です。 さらに自分の120%を出さないと勝てない大会で、少しのミスが敗因になってしまうほどレベルの高い大会なのでしっかり準備して挑みたいと思っています。また自分の現在地を把握できたり、毎回成長を感じさせてもらえる大会でもあるので、僕にとってはサーファーとして今後も挑戦し続けていく大会です。