気象庁長官が選ぶ今年の漢字は「備」 能登半島地震、南海トラフ地震臨時情報、11月として初の大雨特別警報など挙げ「備えあれば憂いなし 日頃の備えの再確認を」
今年1年の世相を表す「今年の漢字」は『金』が選ばれましたが、気象庁の森隆志長官は18日、自身にとっての今年の漢字は「備」だと話しました。 今年は、元日に最大震度7を観測した能登半島地震が発生したことや、8月には南海トラフ地震臨時情報が初めて発表されたこと、先月、11月としては初となる大雨特別警報が発表されたことなどを挙げた上で、「1年間、いつどういう災害が起こるかわからないと実感させられた。『備えあれば憂いなし』という言葉もあるが、日頃の備えを改めて考えていただきたい」と話しました。 さらに「『憂いなければ備えなし』という側面もある。防災担当としては、備えに安心することなく、常に足りないものがないかを考えながら対策を進めていきたい」と抱負を述べました。
TBSテレビ