元Jリーガー北井佑季が競輪祭を白星締めで年末グランプリへ照準「体と気持ちをつくりたい」
小倉競輪のナイター「朝日新聞社杯競輪祭(G1)」は24日、最終日を開催。8R特選を走った北井佑季(34歳・神奈川=119期)に話を聞いた。 前検日に「グランプリがあるけど今年最後のG1ですし、いい走りをして決勝に乗りたい。そして年末に弾みを付けられれば」と意気込んでいたが、準決で犬伏湧也のまくりに屈し目標は断たれた。最終日は悔しさを前面に出す力のこもった激走で和田真久留を背に押し切った。 ただ、ここは番手を狙う南修二の猛追もありペースに持ち込むのには難しいレースだった。「南さんが狙っていたのはわかりました。自分も流れるようにではなく一個みて併走から駆けた分、真久留さんも付きにくかったと思います」 今開催を終えると間隔を開かずして大垣競輪の「開設72周年記念 水都大垣杯」(11月30~12月3日)が控え、直前には高松宮記念杯優勝記念の祝賀会も行われる。多忙を極めるが「大垣は走らせてもらいます。1本走って残りはグランプリへ向けて体と気持ちをつくりたい。普段、練習で入らせてもらっている立川は冬場になるとバンクがかなり重いし静岡の重さを想定して」と、12月30日に静岡競輪場で開催される「KEIRINグランプリ2024」に照準を定め今から準備していく。(netkeirin特派員)