名前がかっこいいと思う「関東地方の旧国名」ランキング! 2位は「常陸」、1位は?
現在の関東地方は東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県の1都6県で構成されています。江戸時代には8カ国に分かれており、「関八州」と呼ばれていたそうです。歴史を感じる旧国名を見て、「かっこいい」と思ったことがある人もいるのではないでしょうか。 【画像:ランキング8位~1位を見る】 ねとらぼでは、2023年12月29日から2024年1月5日までの間、「名前がかっこいいと思う関東地方の旧国名は?」というアンケートを実施していました。 本記事では、寄せられた投票のうち「男性」からの580票を基にした結果を紹介します。関東地方の旧国名の中で、全国の男性から「かっこいい」と思われていたのはどこだったのでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう!
●第2位:常陸(ひたち)
第2位は「常陸」(ひたち)でした。茨城県の大部分を占めていたエリアの旧国名です。東海道の1国で、国府と国分寺は現在の石岡市に置かれていました。 その地名の由来は諸説あり、713年編さんの『常陸国風土記』では、一つの道が続く「直通」(ひたみち)とヤマトタケルが訪れた際に袖を浸したことから「ひたす」が「ひたち」に転じたという説があるそうです。常陸牛や常陸乃国いせ海老など、高級食材のブランド名に使われることも多いため、多くの男性から「かっこいい」と思われているのかもしれませんね。
●第1位:武蔵(むさし)
第1位は「武蔵」(むさし)でした。東京都と埼玉県、神奈川県の一部の旧国名です。東海道の1国で「武州」という略称で呼ばれていました。国府は現在の府中市に、国分寺は現在の国分寺市に置かれていました。 初めは无邪志(むざし)・胸刺(むなさし・むさし)・知々夫(ちちぶ)の三国に分かれていましたが、645年の大化改新で一つの国になったことで誕生した武蔵。剣豪宮本武蔵を連想できることや、歴史を感じることから、「かっこいい」というイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。
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