サンダーに今季初黒星を見舞ったナゲッツ。指揮官がウエストブルックの働きを絶賛「我々が求めることを率先してやろうとしてくれる」<DUNKSHOOT>
サンダーに今季初黒星を見舞ったナゲッツは、7日終了時点でウエスタン・カンファレンス4位タイの5勝3敗(勝率62.5%)。マレー離脱後、ウエストブルックが先発入りしてからは3連勝と勢いづいている。 開幕前のメディアデーで、「彼について話す時、誰もディフェンス面について触れない。ただ試合が終わると、彼は毎晩、対戦相手の中でベストプレーヤーだった」とウエストブルックを高く評価していたマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は、試合後に改めてベテランの働きを称えた。 「ディフェンス面で、彼はロックスターになっているよ。人はそう簡単に性格を変えることはできないが、ラッセル・ウエストブルックについて私が大好きなところは、17年目のベテランになっても、規律を守ろうと一生懸命に取り組むことだ。 17年間もずっと自分らしくやってきた男が、我々が求めることを率先してやろうとしてくれるんだ。ものすごく感謝している。彼はこのチームで非常に熱心に取り組んでいて、多くのものを持ち込んでくれている。責任感も強いんだ」 ウエスタン・カンファレンスは今季も15チームのうち11チームが勝率5割を超えていて、ここ数年と同様に団子レースの様相となっている。マレーとゴードンの離脱は痛いが、強烈な個性と献身的なプレーが持ち味のウエストブルックの加入は、ナゲッツへポジティブな要素をいくつももたらしていると言えるだろう。 文●秋山裕之(フリーライター)
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