【NBA】36歳になったステフィン・カリー、引退後の夢はNBAチームのオーナー?「かなり良い仕事ができると思っている」
「エクスパンションに可能性を見いだす人たちがいる」
ステフィン・カリーはパリオリンピックで金メダルを獲得した後、少しだけの休暇を挟んでトレーニングを再開し、この時期は自身のチャリティ活動に精を出すとともに、数多くのメディアに出演している。トークバラエティ番組に出て司会者に金メダルを自慢することもあれば、ビジネス番組にゲストとして招かれることも。そこで彼は、引退後にNBAチームのオーナーになる夢を語り始めた。 カリーは昨シーズンにオールNBAの3rdチームに選出され、クラッチプレーヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。オリンピックでの鮮烈なパフォーマンスも人々の記憶に残っており、現時点でいまだトップレベルを維持している。ただ、彼も36歳になっており、数年のうちには引退を決断することになるだろう。 それはNBAを去ることを意味しない。『CNBC』に出演したカリーは、引退後にNBAチームのオーナーになるというアイデアを「検討事項の一つ」と表現する。 8月末にウォリアーズとの契約延長に合意し、あと3シーズンは現役生活を送ることが決まっている。「現実問題として、リーグで別の役割を始める前にまだやらなきゃいけないことがある」とカリーは言うが、引退後にNBAチームのオーナーになることは夢物語ではなく真剣な目標になりつつある。 「マイケル・ジョーダンがNBAチームのオーナーになるのを見てきた。今、NBAはエクスパンションを検討していて、そこに可能性を見いだしている人たちがいる。そこでNBAの素晴らしさを維持するために、僕はかなり良い仕事ができると思っているんだ。キャリアの中で学んだ知識があるし、リーグ内の組織を運営するために必要なことは理解しているつもりだ」 「ウォリアーズのオーナーや経営陣は、トップレベルのチームを作るために必要な投資が何なのかを理解していて、実際に投資してきた。そのおかげで僕たちは最高の環境でプレーできている。重要なのは、ウォリアーズがただのバスケチームではなく地域の代表であること。僕自身もオークランドやサンフランシスコを故郷だと感じている。そういった繋がりを作ることは、バスケットにボールを入れることと同じぐらい重要なんだ」