50歳代「貯蓄2000万円台」の世帯は何パーセントいますか?手取り収入の20%ほどを貯金に回していますが少ないでしょうか?
老後に向けた計画的な資産形成を
これまで50歳代・二人以上世帯の「貯蓄2000万円~3000万円未満の割合」と手取りからの貯蓄割合を確認してきました。 貯蓄できている人もあれば、貯蓄ができなかったという人もいましたね。 家庭環境や社会情勢の変化により貯蓄できない場合もありますが、継続的に貯蓄を続けるためには、毎月の給料や収入から一定額を先に貯蓄し、残りのお金で生活していく「先取り貯金」が効果的です。 先取り貯金であれば、基本的に一度申し込みをすれば毎月一定額を貯蓄できるので、きちんとお金を貯めることができるでしょう。 また、先取り貯金は預貯金だけでなく、リスクはありますが投資信託などの積み立てといった運用もあります。 これを機に自身に合った貯蓄方法について考えてみてはいかがでしょうか。 ●【ご参考】50歳代・二人以上世帯の貯蓄額一覧表(金融資産を保有していない世帯を含む) ・金融資産非保有:24.4% ・100万円未満:9.3% ・100~200万円未満:5.8% ・200~300万円未満:4.2% ・300~400万円未満:5.1% ・400~500万円未満:3.2% ・500~700万円未満:5.0% ・700~1000万円未満:5.7% ・1000~1500万円未満:8.8% ・1500~2000万円未満:6.0% ・2000~3000万円未満:7.2% ・3000万円以上:10.8%
参考資料
・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」
和田 直子