【都知事選告示】清水国明「災害に対して根拠のある安心を」 JR御茶ノ水駅で第一声
東京都知事選が20日、告示された。タレントの清水国明(73)は午前11時、JR御茶ノ水駅で第一声を上げた。「災害に対して根拠のある安心を届けていきたい」と訴えた。 水色のポロシャツ姿で清水氏は、自身が代表の政治団体「清水国明と東京都の安全な未来をつくる会」の事務所からほど近い同所で行った。「これまで取材で1700カ所も取材をしても、なかなか解決に届かない悔しさがありました。これからは思いや不都合、不満を解決できるような場所に立たせていただきたい」と訴えかけた。 災害対策を第一の目標に掲げ、「災害対策以外は皆さんの意見、声に耳を傾けていきたいです。X(旧ツイッター)で『#都民の声』で意見を聞いて実行に移していきたい」とした。 清水には現在、5歳の息子がいる。「この年で子どももやったらできました!どんなことでもチャレンジしていこうと思います。東京都知事も私にやらせてください!」とアピール。 タレントの清水アキラ(69)も応援弁士として、師匠の都政進出に力を貸した。「私の親のような人です。そんな人が当選できるように応援してきます」と背中を押した。 これまでレギュラーとして出演してきたBS―TBSのバラエティー番組「噂の!東京マガジン」(日曜後1・00)については「東京都知事としてゲストで出ることもあるかもしれないけど、卒業することになりますね」と笑った。「もう戻ることは考えずに、こっち1本でやっていきます」と意気込んだ。 先月28日、都知事選への立候補を表明。自身が代表の政治団体「清水国明…」から出馬する。 ◇清水 国明(しみず・くにあき)1950年(昭25)10月15日生まれ、福井県出身の73歳。73年、原田伸郎(72)と結成したフォークデュオ「あのねのね」で芸能界デビュー。作詞した「赤とんぼの唄」が大ヒット。80年代には国際A級ライセンスを取得しバイクレースに出場。釣り、キャンプが趣味でアウトドアタレントの先駆け。2018年3月に、25歳年下の女性と4度目の結婚。