参戦2年でついにタイトル挑戦の安本晴翔がフルラウンドの激闘制し悲願の王座獲得「門口選手の分も強くなって、世界に通用する選手になる」【RISE182】
元KNOCK OUT-REDフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)が「RISE182」(10月20日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEフェザー級(-57.5kg)タイトルマッチ」で王者・門口佳佑(EX ARES)に挑戦し、判定勝ちを収め悲願の王座獲得を成し遂げた。 安本は2022年7月からRISEに参戦し、約2年3カ月。この間、シュートボクシング(SB)との対抗戦で川上叶に、ランカー同士の対戦で魁斗に敗れるなど、ここぞというところで星を落とし、今回が初のRISE王座への挑戦だった。 1R、オーソドックスの構えの両者。ともにローで機をうかがう。門口はスイッチを繰り返しながら機をうかがう。安本もそれに合わせスイッチ。ロー、ミドル、ジャブの攻防。パンチの打ち合い。そして門口が前に出たところに安本がカウンターで右フック。一瞬腰が落ちる門口。安本がパンチの連打で追撃。門口はガードを固める。安本は深追いはせず。門口は逆に圧をかけ左ボディー、右フック、ヒザ蹴り。互いにローを蹴る。安本は前蹴り。そして門口の蹴りをキャッチし、左フック。 オープンスコアはジャッジ3人とも9-10で安本。
2R、ともにスイッチを繰り返す。門口が左インロー、右カーフ。安本が打ち終わりにパンチを返す。前に出る門口に安本がパンチ、ミドル。そして首相撲からヒザ。門口は右カーフを連打。安本はパンチの連打、右ミドル。門口は前に出て右カーフ。安本は左ミドル。門口の右カーフに安本は右ミドル。門口の左インローがローブローとなり一時中断。再開後、安本はパンチの連打から右ミドル。門口がカーフから前に出る。そこにパンチの連打を合わせる安本。 ジャッジ3者とも9-10で安本。 3R、圧をかける門口に安本は左ミドル、右ロー、ヒザ。それでも前に出る門口。互いに右カーフ。そこからパンチの打ち合いに。安本は下がりながら左ロー、左ミドル。安本が左フックを放ったところに門口が左ハイ。一瞬、安本がぐらり。門口が打ち合いに臨むと安本もガードを固めながらも応じる。門口は左ハイ、左アッパー。安本もパンチを返す。ともにハイキックからパンチの打ち合いに。前に出る門口に安本が的確にパンチを顔面に当てていく。 ジャッジは3者とも10-9で門口。
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