インテル赤字、2千億円超 従業員1万5千人以上削減
【ニューヨーク共同】米半導体大手インテルが1日発表した2024年4~6月期決算は純損益が16億1千万ドル(約2400億円)の赤字となった。前年同期は14億8100万ドルの黒字だった。コスト削減のため、全従業員の15%超に当たる1万5千人以上を削減する方針も明らかにした。 売上高は前年同期比1%減の128億3300万ドル。競争が激しいデータセンターと人工知能(AI)向け部門などが振るわなかった。半導体の製造受託部門の売上高は4%増だった。 24年7~9月期の売上高は125億~135億ドルになるとの見通しを示した。人員削減は24年末までに大部分を完了する計画と説明している。