レッドソックス吉田正尚、今季初ヤンキース戦で無安打…チームも繫がり欠き11残塁、勝率5割に逆戻り
◆米大リーグ レッドソックス1―8ヤンキース(14日・米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク) レッドソックスの吉田正尚外野手が「5番・DH」で先発。3打数無安打で、打率は2割5分6厘となった。今季初の伝統の一戦の初戦。ヤンキースは、5月のア・リーグ最優秀投手に選ばれた新人のヒルが5回1失点。昨年レッドソックスからトレードで獲得したバードゥーゴが初回に先制2ラン9号を含む3安打4打点と古巣相手に大活躍。8-1で大勝し、両リーグ通じて50勝一番乗りした。 5月の最優秀投手に選ばれたヤンキースの新人右腕ヒルに封じられた。1-5で迎えた5回。2死一、二塁の反撃のチャンスで第3打席を迎えた吉田。カウント2-2から99マイルの直球をスイング。打球速度106・3マイルの強い当たりだったが、角度が付かず二ゴロに倒れた。 左手親指の負傷から11日に復帰し、先発起用は3試合目。約1か月半実戦から離れたブランクもあり、第2打席は四球を選んだが、なかなか、結果が伴わない。 チームも得点圏に走者を置いて11打数1安打。14三振で11残塁と、つながりを欠いて、5割に逆戻り。コーラ監督は「ストライクゾーンの見極めは、ポジティブな部分。ただ、ホームを踏めなかったのは、ネガティブな部分」と敗戦の中から7四球を選んだ点を評価した。
報知新聞社