滋賀レイクス、東海大・西田陽成選手と契約 今シーズンはリハビリに専念
Bリーグ1部の滋賀レイクスが12月25日、東海大学4年生の西田陽成選手と特別指定選手契約を締結したと発表した。特別指定選手契約は満22歳以下の選手を対象とする契約。(びわ湖大津経済新聞) 西田選手は2002年5月26日生まれ、徳島県出身の22歳。身長185センチ、体重82キロ。ポジションはシューティングガード。西田兄弟(長男=西田優大選手、次男=西田公陽選手、いずれもシーホース三河所属)の三男で、福岡大学付属大濠高校、東海大学というバスケットボールのエリートコースを歩み、全日本大学バスケットボール選手権(インカレ)で準優勝3回、優勝1回を経験している。3年時の2023年にはスリーポイント王を、4年時の2024年には敢闘賞、得点王、スリーポイント王を、それぞれ獲得している。 インカレ終了後、今後のプロキャリアで長く活躍していくことを見据え、痛めていた肩の手術(鏡視下バンカート修復術)を受けた。今シーズンは特別指定選手として滋賀レイクスの活動に参加するが、リハビリに専念する予定。来シーズンのプロ契約を含めた複数年契約を締結している。 滋賀の眞庭城聖ゼネラルマネジャーは「強みとしてキャリアを積み、磨かれた3ポイント(P)シュートを見た時はアーチが高くとてもきれいなシュートフォームだと感じ、レイクスのアウトサイドに更に厚みをもたらしてくれると期待が高まった。シュートだけでなくドライブやカッティングもうまく、ディフェンス面でもエナジーを持って前線からプレッシャーをかけられる脚力とフィジカルも持ち合わせている」と評価する。ホームゲーム開催時、4クオーターのタイムアウトで流れる西川貴教さんの「HOT LIMIT」の歌詞「YO!Say夏が胸を刺激する」になぞらえて「陽成がホームゲームで皆さんの胸を熱く刺激するだろう」とも。 西田選手は「リハビリを経てチームに合流し、持ち味であるスリーポイントとディフェンスでチームの勝利に貢献できるよう精一杯頑張りたい」と意気込む。
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