[MOM4838]愛媛県GK山田徠斗(愛媛U-18、1年)_ダイナミックな飛び出しとセーブで大阪府を完封
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ] [9.22 国スポ少年男子2回戦 大阪府 0-2 愛媛県 北部グラウンドA] 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 シュート数は6-17。愛媛県は、前回大会準優勝の大阪府攻撃陣に再三ゴールへ迫られた。だが、CB石原拍(愛媛U-18、1年)とCB曾我暖(今治U-18、1年)が背後を取られないように、チャレンジ&カバーを徹底。その裏へ抜けたボールはGK山田徠斗(愛媛U-18、1年)がダイナミックな飛び出して阻止していた。 「裏抜けしたところはもう全部自分がカバーしてチャレンジしようと思ってたんで、そこはできて良かった」と山田。その守護神は大阪府のエースFW塩尻哲平(C大阪U-18、1年)のPAからのシュートやカットインシュートを止めて見せた。 182cm、82kgの肉体から繰り出す迫力のあるセービングが山田の特長だ。「ここは自分の武器だと思ってるんで。大胆なプレーもしつつ、今、自分は細かい技術のところはまだまだなので、そこはもっと練習して改善していきたい」。ロングキックも武器の守護神が、求めている基準は“代表レベル”だ。 「やっぱり日本代表を目指していきたいって思っているんで、そこでまず自分の身体作りは意識しています」というように、将来を見据えての肉体強化。同時に、キャッチできるシュートを中途半端に弾いてしまうことなど、課題を一つ一つ改善していかなければならないと考えている。 「代表クラスになってくるとそこは取っていかないと選ばれる基準にもなってないんで、そこはチャレンジしたいです」。今月、同学年で2009年早生まれのCB石原拍(愛媛U-18、1年)がU-15日本代表候補に選出されたことも刺激に。「石原君が入ったってことで、やっぱ自分もやんないとダメだなと思うし、(石原は)やっぱケツ叩いてくれるんで。上に上に目指していきたい」と力を込めた。 大胆さや細かな技術力を兼ね備えた日本代表GK大迫敬介(広島)が目標。「大迫選手みたいに代表で、勝たせる選手になっていけたらいい」。まずは、目の前の戦いで全力を出し切るだけ。国スポでチームを勝たせて、将来へ向けた貴重な経験を積む。
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