【NFL】3年目に「トム・ブレイディのような感覚」を目指す49ersのQBパーディー
49ersは、グリーンベイ・パッカーズとのディビジョナルラウンドを24対21、デトロイト・ライオンズとのNFCチャンピオンシップゲームを34対31で制しているものの、いずれも逆転勝利だった。スーパーボウルでは第4クオーターにつかんだリードを、カンザスシティ・チーフスに奪い返されてしまった。
「支配的になりたい」とパーディーは言う。
「勝ってもスッキリ終われないのは嫌だ。一貫した判断で圧倒的なプレーを見せたい。常にトップチームであるという気持ちでプレーしたいんだ」
「去年は試合中に、状況によっては、自分でも良く分からないけど、ボールを慎重に扱ったり、ミスをしないようにしたりしていた。それを克服して、4クオーターを通して常に支配的なプレーを見せたい。それが俺のマインドセットだ」
49ersは、現時点でホールドインしているワイドレシーバー(WR)ブランドン・アイユークや、現地28日(日)からホールドアウトしているレフトタックル(LT)トレント・ウィリアムズを復帰させなければならないが、昨シーズンの主力メンバーはそろっている。
2022年のNFLドラフトで最後に指名された選手という点でブレイディと同じような境遇を経験しているパーディーは、ブレイディのように試合終盤で確実に主導権をにぎるためには、全員の一貫性が求められることを理解している。
「これはフットボールだ」とパーディーは述べ、こう続けた。
「4クオーターすべてを勝ち切るというマインドセットで挑まなきゃならない。一つひとつのダウン、一つひとつのシリーズ、一つひとつのプレーで」