九度山で映画「カンタ!ティモール」上映会 監督トークショーや音楽ライブも
映画「カンタ!ティモール」の上映イベントが11月16日、カフェ「OLD STREAM(オールドストリーム)」(九度山町中古沢1)で上映される。主催は「はしのまち映画会」。(和歌山経済新聞) 【写真】映画「カンタ!ティモール」の広田奈津子監督 同作は、2012(平成24)年公開のドキュメンタリー。当時23歳の広田奈津子監督が、豊かな自然に恵まれた東南アジアの東ティモール民主共和国の人々の暮らしと音楽に出合い、さまざまな人との交流を通じて歴史や文化に触れていく。2002(平成14)年に独立した同国の人々が経験した苦難と日本との関わりを描く。 当日は上映後、広田監督のトークショーと撮影・制作・音楽を担当したシンガー・ソングライターの小向サダムさんの音楽ライブを行う。 「はしのまち映画会」は、2020年に同市に移住した槇野吉晃さん・純世さん夫妻が2022年10月に立ち上げた映画上映グループ。上映会をきっかけに参加者が何かと出合う「橋渡し」をコンセプトに、橋本市、和歌山県の端、橋渡しの3つの「はし」から名付けた。これまで21回の上映イベントを開催し、延べ471人が参加した。 純世さんは「国際的な視野を広げ、日本と海外とのつながりを意識するきっかけになれば。特に、これから進路を選択していく若い人に見てほしい」と話す。 上映時間は、10時20分、13時20分の2回。各回定員30人。料金は、一般=2,000円、18歳以下無料。チケットサイトと電話で事前予約を受け付ける。空席がある場合のみ、当日参加を受け付ける。
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