「称賛に値するアプローチ」日本はOA枠ゼロ!?驚きの決断に他国は好印象「プレシーズンの準備に集中させる」【海外の反応】
日本サッカー協会(JFA)は3日、パリ五輪に挑むU―23サッカー日本代表・男子のメンバーを発表した。ただし、3人まで認められるオーバーエイジ枠に関しては、北京大会以来4大会ぶりに1人も招集されていない。英メディア『アンフィールド・インデックス』は、JFAの決断を称賛した。 【動画】何度でも見たい! 遠藤航のゴールが衝撃的! JFAは細谷真大や藤田譲瑠チマなどメンバー18人を選出している。そして、オーバーエイジ枠にはリバプールに所属する31歳の日本代表MF遠藤航など、欧州リーグで活躍する選手が入ることが予想されたが、今回はオーバーエイジ枠を一つも使わなかった。この一報を受けて、同メディアは「遠藤がオリンピックの日本代表に選ばれないという発表は驚きだった」と衝撃を受けつつ、「日本のこの戦略的な動きは、若手の才能を優先させ、遠藤をリバプールのプレシーズンの準備に集中させる」との見解を示している。 さらに、同メディアは「この決断は、自国の才能を育てるという日本のコミットメントに沿うものであり、6人のヨーロッパを拠点とする選手を中心に、スター選手と呼べるような選手はいないというのが特徴である。オーバーエイジの選手がいないことは、日本のユース育成への献身を示す称賛に値するアプローチである」と報じ、JFAの決断を称賛した。
フットボールチャンネル編集部