【有馬記念】友道師「今日も良かった」「晩成型で今が成長期」ドウデュースを語る
有馬記念(G1、芝2500メートル、22日=中山)の最終追い切りが18日、東西トレセンで行われた。 引退レースを迎える昨年覇者ドウデュース(牡5、友道)を送り出す友道康夫調教師(61)が、公式会見で状態面について語った。 この日は、ポリトラックコースで併せ馬を行い併入。「この馬のいつものパターンで当該週はポリ(トラック)コースでということで。単走の方が時計が出やすいので、前に馬を置いて前に壁をつくって(併せ馬にして)馬を行かせないように、無理をさせないようにやったんですけど、余力十分で今日も良かったと思います」と満足げに話した。 有馬記念連覇に加えて、天皇賞・秋、ジャパンCに続く「秋古馬3冠」も懸かる大一番。「去年もそうだったけど、この馬は使いつつ良くなってくる馬。今年も天皇賞からジャパンCに向けて良くなって。ジャパンCの後はそんなに間隔が空いてないので、ジャパンCのデキは十分キープできています」と話す。 5歳秋になってG1を連勝する愛馬に「5月生まれで、血統も(父)ハーツクライということで、晩成型の血統。今が成長期だと感じて見ています」と頼もしそうに語った。