39歳キプチョゲ、年齢を重ねても強い秘訣は? パリ五輪目指す其田健也が質問
東京マラソン2024が3日に号砲。大会に先立ち行われた記者会見が1日に開かれ、五輪連覇を達成している39歳のエリウド・キプチョゲ選手(ケニア)が、強さの秘訣を語りました。 【動画】東京マラソン2024公式記者会見 レジェンド・キプチョゲ選手に其田健也選手が質問 今大会はパリ五輪の男子日本代表をかけた最後の選考レース。昨年10月に行われたMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)で、2名がすでに決定。今大会の設定記録2時間5分50秒を突破した最速選手が残り一枠を勝ち取ることができます。 日本歴代4位2時間5分59秒の記録を持つ其田健也選手(JR東日本)は「コンディションはいつも通りで、体調的にはいい。今回パリ五輪に向けて最後のチャレンジとなる。前回(の東京マラソンは)山下一貴選手(三菱重工)、前々回は鈴木健吾選手(富士通)に先着されて(日本人)2着だったので1番とらなきゃ行くことできないので着順にこだわって走りたい」と意気込みました。 会見にはリオ、東京五輪と連覇を達成し、2時間1分9秒の世界2位の記録を持つキプチョゲ選手も出席。30歳を迎えた其田選手は戦いの前に、39歳でも第一線で戦うレジェンドに「年齢を重ねるにつれ進化していく秘訣」を尋ねます。 キプチョゲ選手は「長く選手人生をやるにはプロとして集中する。とにかく練習して走る。自分のための目標を常に設定し、何を目指せばいいかがはっきりすればそこまで行ける。達成すればやる気になる」とアドバイスを送ります。 その言葉に何度もうなずいた其田選手は、「その通りだと思います。頑張ります」と笑顔をみせました。