串本町小型ロケット2号機12月打ち上げ・和歌山県知事が歓迎の意
和歌山県串本町の小型ロケット発射場「スペースポート紀伊」から、小型ロケット「カイロス」の2号機が2024年12月に打ち上げられる見通しが、東京のスペースワンから8月25日に発表されたことについて、和歌山県の岸本周平知事は「大歓迎している」と述べ、前回・3月の1号機打ち上げの時と同じように、地元の自治体と連携して、発射場周辺の渋滞対策などに取り組む考えを表明しました。 24日に串本町で開かれた「宇宙シンポジウム in 串本」や、そのあとオンラインで開かれたスペースワン社の記者会見で、小型ロケット「カイロス」2号機を12月に打ち上げる見通しが発表されました。 一夜明けた26日の定例記者会見で、岸本知事は歓迎の意を示した上で、1号機打ち上げの時と同じく地元の串本町と那智勝浦町と連携して、見物客の渋滞対策を強化すると共に、1号機の打ち上げ延期の原因となった立ち入り禁止区域内への船舶の侵入を防ぐため、事前の広報を徹底する考えを示しました。