神奈川県・黒岩知事が定例会見4月15日(全文1)感染爆発の恐れいっそう高まる
内定取り消しはどうやって証明するのか
神奈川新聞:幹事社の神奈川新聞です。まずは発表事項の、資料のどこかに書いてあったら申し訳ないんですが、新型コロナが理由で内定取り消しになったという、そういった証明ってどうやってするんでしょうか。 黒岩:いや、それはもうご自身の申告だと思いますけどね。要するに、この時期ですからね。今、内定取り消しってなってる方はほとんどそうじゃないでしょうかね。ですから、面接ですから、面接でそういうようなお話をお伺いしながら、そういったところに私たちが手を差し伸べていこうとしているわけですね。 神奈川新聞:基本的には自己申告ということになるんですか。 黒岩:そうですね。
外出自粛は進んでいないとのデータも。どう思うか
神奈川新聞:あと外出自粛の件なんですけれども、緊急事態宣言から1週間過ぎましたけれども、政府が出していた駅周辺のデータ、人出のデータがあると思うんですけれども、それはあまり伸びてないというか、外出自粛は進んでないようなデータが出ていますけど、それについて知事はどう思われていますか。 黒岩:皆さんかなり従ってくださってると思ってるんですけどね。ただ、人と人との接触を8割減らすっていうのは、われわれが想像する以上に高いハードルだなということを、われわれはあらためて実感をしていますね。そんな中で、特に平日ですね。平日っていうのはやはり、まだたくさんの方が歩いてらっしゃると。ていうことは、歩いてらっしゃる方のかなりの部分は通勤だと思いますね。今、在宅での勤務といったことをかなり皆さん進めていただいているようですけども、なかなか十分じゃない。 この県庁そのものも在宅勤務っていうことをかなり呼び掛けているんですけども、まだまだですね。ですから、これをもっともっと徹底的にやるように、県庁の職員自らにも私はメッセージ、呼び掛けました。それを徹底してくださいと。そして、本当にもうこれだけは非常事態、緊急でやらなきゃいけない仕事だけは、とにかくそれをやらなきゃいけないけど、そうじゃない仕事はもう置いといていいから。で、あとはもうコロナに専念してくださいといったことで、もっと在宅勤務を進める。あるいは、場合によってはもうお休みしていただくというぐらいなことをやっぱりやっていかないと、会社が率先してやっていかないと、それはなかなか、人の外出を減らすというのは難しいというふうに思いますね。 【書き起こし】神奈川県・黒岩知事が定例会見4月15日 全文2に続く