「口腔保健の推進を」 旭日双光章を受章した松村康正さん 岐阜県歯科医師会
今年の秋の叙勲で、県内からは旭日章と瑞宝章、合計71人が栄誉に輝きました。 このうち旭日双光章を受章した県歯科医師会、元副会長の松村康正さんにお話を聞きました。 旭日双光章の保健衛生功労を受章した松村康正さん70歳は1979年、美濃加茂市に松村歯科医院を開業、以来、地域の歯科医療を支え、地元の保育園や小学校の歯科校医も務めています。 また、岐阜県歯科医師会の要職を歴任し2013年から去年まで副会長を務めました。 ※旭日双光章を受章した 松村康正さん 「岐阜県歯科医師会前副会長としまして、旭日双光章を拝受する栄に浴しました。私にとって身に余る光栄なことで非常に感激しているところであります」 松村さんは、県歯科医師会の理念「健康は歯から口から笑顔から」をモットーに、これまでに障害者歯科ネットワークの構築や、がん患者の医科・歯科治療の連携などにも尽力しました。 岐阜県の歯科医療をリードしてきた松村さんは、後進の活躍に期待を込めています。
※松村康正さん 「はじめとなる、小中学校のうちに自分で歯の健康を保つように、セルフプロモーションの概念を植えつけようと、学校歯科保健活動を行うことによって、岐阜県は非常にいい成績をあげている。今後、後輩たちが、先輩たちが築いてきた岐阜県歯科医師会をさらに発展し県民の皆様のお口の中の健康を第一に考えて口腔保健の推進を努めていただくとありがいと考えています」 県内関係の受章者は、社会のさまざまな分野で顕著な功績を挙げた人を表彰する旭日章に20人、公共的な業務に長年携わり、功労を積み重ねた人を表彰する瑞宝章に51人の合計71人が受章しました。