間宮祥太朗×佐藤二朗×DJ松永、映画『変な家』鼎談 R-指定との同居エピソードから演技論、ゾクッとミステリーの魅力まで
■いろいろな怖さをいろいろな角度から、見ていて飽きない
――何かが “変”で、けっこう“怖い”映画ですよね? 【間宮】“怖い”にもいろいろあるじゃないですか。単純にびっくりする怖さ、何か嫌な予感がする怖さ、視覚的な怖さ、いろいろな怖さがある中で、それをいろいろな角度から見せてくるので、見ていて飽きない。びっくりさせるだけの演出が続くわけでもなく、ゆっくりとあれ?あの人って…と、どこか引っかかっていたことに気づくことも、急にびっくりさせるような映像と音の演出もある。いろいろ楽しめると思います。 【佐藤】いわゆるホラー映画とは違う怖さなんですよね。映画『変な家』って。ちょっとした違和感、身近に潜むちょっと異常なところから入っていく映画。心に迫る怖さをぜひ劇場で見てください。 【松永】本当に間宮さんが言ったようにいろんな怖さが出てきて飽きないですし、映画を見終わった後は、日々の自分の平和な生活をより楽しめるような気がしましたね。 【佐藤】そうね、それは僕も思った。後半、人間の業みたいな話にもなっていくから、何か自分の小さな幸せ、家族がいてくれることとかがありがたく感じるよね。 【松永】うぁ~、自分、結構いい感じかもみたいな。 【佐藤】そうそう、ネタバレができないので内容はあまり言えないんですけど…。 【松永】そう思えるかも。