普段使いで選ぶべきジャケット4選。ブルネロ、アルマーニetc. 選びのキモは極上素材とアンコン
ジャケットは大人の男の一張羅。とはいえ窮屈なのはゴメン、Feel So Goodな一着と付き合いたい。 ▶︎すべての写真を見る ゆえに、今回は極上素材の“アンコン”限定。長い付き合いを約束する妥協なき青のジャケットを厳選した。
ブルージャケット
普段着として着るテーラードジャケットは、やはり芯地なし、肩パッドなしの“アンコン”がいい。しかし、アンコンだからこそ、ゴマカシは利かない。 安物ではそれなりにしか見えないわけで、極上の天然素材と一流のテーラリング技術で作られた妥協なき一着を選ぶべき。 ここに並ぶ4着はまさに一級品。楽ちんな着心地を実現しながら、同時にジャケットらしい端正な佇まいや風格は少しも失われていない。 そして、ジャケットの素性がしっかりしていれば、着こなしの幅は広がる。例えばイージーパンツのようなリラックスしたワードローブを合わせるとき。 ジャケットを“ハズし”として使えば、ラフにはならず、こなれて見えるというわけ。カッチリとした場面以外でも、汎用性があるのだ。
「ブリオーニ」 最高峰と名高いテーラリング技術で仕立てられたウール×シルクの一着。思わずオーダーメイド?と錯覚してしまうほど、精緻なフィット感が見事。
「ブルネロ クチネリ」 プリンス・オブ・ウェールズ柄を纏う正統派ジャケットの佇まいながら、実はアンコン仕立て。シルク、ウール、麻の混紡素材で着心地もさらっと軽やか。
「ランバン」 柔らかで暖かく、纏ったときの心地良さはまるでブランケットに包まれたよう。バージンウール100%の上質さをダイレクトに味わえる贅沢なジャケット。
「ジョルジオ アルマーニ」 最高の素材を日常着で……という想いで作られたジャケットは、ストレッチ性を持たせたカシミヤ生地を使用。気軽さと上質さを兼備した“極上の普段着”だ。 清水健吾=写真 川田真梨子=スタイリング 早渕智之=文
OCEANS編集部