カターレ小田切監督ら「1桁順位目指す」 J2へ意気込み
11年ぶりのJ2復帰を決めたサッカーJ3カターレ富山の左伴繁雄社長、小田切道治監督らが9日、北日本新聞社を訪れた。小田切監督は来季の続投がほぼ確実になっており「(J1昇格)プレーオフ進出や1桁順位を目指したい」と意気込んだ。 左伴社長は「J2に復帰して県民の皆さんに喜んでいただいた」とほっとした表情を浮かべた。「会社のサイズはJ2の20チーム中最下位。J2並みにしていかないといけない」とも話した。 小田切監督は「J3とJ2の力の差は確実に縮まっているが、細かいクオリティーの差はまだまだある。下を見るのではなく、目標を高く設定していく」と語った。 FW碓井聖生選手が同行した。7日のJ2昇格プレーオフ(PO)決勝で2ゴールを挙げたエースストライカーで、「試合が終わってから携帯電話が鳴り止まなかった。家族にも友人にも『おめでとう』と言われて幸せだった」と顔をほころばせた。来季に向け、「富山で戦います。得点王を取ってJ1昇格を目指す」と決意を新たにした。
カターレ富山は7日のPO決勝で松本と2-2で引き分け、規定によりJ2昇格を決めた。