【ストロングスタイル】王者・村上和成 Sタイガーのマスク引き裂き高笑い「寄り道してやるよ」
ストロングスタイル(SS)プロレス5日の新宿フェイス大会で、レジェンド王者の村上和成(50)がスーパー・タイガーのマスクをさく暴挙の末、次期挑戦者に指名した。 【写真】マスクを引き裂かれ、怒り心頭のスーパー・タイガー 徹底的に子ども扱いだ。ベルトを巻いてからSSプロのリングで傍若無人な振る舞いを続ける村上は、この日もやりたい放題。その行動に怒り心頭で王座奪還を目指すSタイガーとタッグ戦で相対すると、目の前でタイガーステップを見せるなど挑発し、火に油を注ぐ。 猛り狂うSタイガーに馬乗りされ、掌底や踏みつけなど感情むき出しの攻撃を受けた。だが、王者はこれも軽くいなすと隙をついて「イーッヒヒ…」と不気味な笑い声をあげながらそのマスクに手をかけ、レフェリーの制止を無視して引き裂いてしまった。 これで村上には反則負けが告げられたが、会場の支持は集めて「村上コール」が発生。憎たらしげにマイクを持ち「12月5日、タイトルかけてやってやる。フザケンナよ、坊ちゃん」と12月5日の東京・後楽園ホール大会でのV2戦の相手に指名した。 その後、コメントスペースでは「12月5日はあいつに〝寄り道〟して勝負してやりますよ」と本命前の箸休めとしてのタイトル戦だと強調し、こき下ろした。 対するSタイガーはブチギレながら「これで予定通りだ。必ず、仕留めてやる。このマスクの代償はベルトだけじゃない。命を懸けてこい。徹底的にやってやる」と宣告。怒りの虎と平成のテロリストの王座戦は、血なまぐさい流れとなってきた。
東スポWEB