『ガンダム』予想外すぎた男女カップル・3選 正ヒロインなのに捨てられた?
ファンも予想できなかった?
「ガンダム」シリーズ劇中では、過酷な戦争下のなか、数々の尊い男女カップルが成立してきました。しかし、なかにはファンの予想を裏切った、意外なカップリングも存在します。 【画像】うわぉ、大胆ボディ! こちらが予想外なカップリングを遂げた「ガンダムヒロイン」です(4枚) ●ハヤト・コバヤシ&フラウ・ボゥ まずは『機動戦士ガンダム』から登場している「フラウ・ボゥ」と「ハヤト・コバヤシ」のカップリングです。続編『機動戦士Zガンダム』でふたりが結婚していることが明らかとなりました。 当初「フラウ・ボゥ」は、主人公「アムロ・レイ」の幼なじみとして登場し、趣味に没頭し身の回りのことをほとんどしないアムロに食事を差し入れるなど、甲斐甲斐しく世話をしている姿が印象的に描かれています。そのためアムロとフラウがくっつくのではないかと予想した視聴者も多いことでしょう。 しかし、アムロが子供から戦士へ、そしてニュータイプへと覚醒していくなかで、フラウから「(アムロは)私たちとは違うのよ」と距離を感じるような発言が飛び出します。アムロにライバル心を燃やしつつも、ソロモン戦で負傷し自分を不甲斐なく感じるような「ハヤト」のほうが、彼女の母性本能に響くものがあったのかもしれません。 結局、フラウはハヤトと結婚し、戦災孤児だったカツ・レツ・キッカを養子として引き取ります。『Zガンダム』では、フラウのお腹にハヤトの子供がいることが明らかとなり、マンガ『機動戦士ガンダム ピューリッツァー ―アムロ・レイは極光の彼方に―』では、その実娘のかわいらしい姿も確認できます。 ●ジュドー・アーシタ&ルー・ルカ 続いてTVアニメ『機動戦士ガンダムZZ』より、「ジュドー・アーシタ」と「ルー・ルカ」のカップリングです。 ジュドーは妹以外の女性には興味がないような素振りを見せていましたが、ジャンク屋時代からの仲間である「エル・ビアンノ」にアプローチされるなど、女性からのアプローチは多い人物でした。ガンダム主人公のなかでは、比較的モテる男だったといえそうです。 そんなジュドーを取り巻く恋愛描写といえば、先述のエルと、エゥーゴ正規兵の長身美女「ルー・ルカ」による三角関係です。 ルーはロングヘアーで容姿端麗な見た目に対して、ズケズケと物を言うような勝ち気な性格なこともあり、どちらかというとエルとくっつくと予想していた視聴者も少なくなさそうです。最終的に、エルは仲間の「ビーチャ・オーレグ」の想いに応える形で、ジュドーから身を引きます。 そして、最終話ではジュドーとルーがふたりで木星圏に旅立っていくラストが描かれました。なお、CM用映像『GUNDAM EVOLVE../10』では、このカップルの「その後」が明らかとなっています。重攻撃モビルスーツ「ZZ-GR」に乗って哨戒任務中のジュドーが、ルーと遠距離通信で仲睦まじい会話を繰り広げる様子が描かれています。 ●チャック・キース&モーラ・バシット『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』 最後に紹介するのは、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』より「チャック・キース」と「モーラ・バシット」です。 キースは主人公「コウ・ウラキ」の同期かつ親友的な存在で、モーラはアルビオンの整備士です。 美人に目がないキースは、モーラの友人である「ニナ・パープルトン」にアプローチを仕掛けますが、それモーラによって阻止されるなど、ふたりの出会いは最悪といえるようなものでした。 その後いつの間にふたりは懇意になっており、これにはコウもビックリ。しかし、よくよく考えると軟派なキースに対し、姉御肌なモーラという組み合わせは、凸凹のように見えて、実は馬が合っているのかもしれません。
マグミクス編集部