【MLB】カブス大勝で5割復帰 今永が7回2失点で10勝目 鈴木は2本塁打含む3安打4打点の大暴れ
【カブス14-2マーリンズ】@ローンデポ・パーク
日本時間8月25日、カブスは敵地ローンデポ・パークでのマーリンズ3連戦の2戦目を迎え、打線が爆発して14対2で大勝。連勝を3に伸ばし、日本時間6月6日以来となる5割復帰を果たした。カブス先発の今永昇太は7回99球を投げて被安打4、奪三振3、与四球2、失点2と安定した投球を見せ、10勝目(3敗、防御率3.08)をマーク。マーリンズ先発のバレンテ・ベローゾは5回途中7安打6失点(自責点5)と打ち込まれ、2敗目(2勝)を喫した。 【動画】カブスの鈴木誠也が2本塁打含む3安打4打点の活躍を見せる 初回に鈴木誠也の17号ソロで先制したカブスは、3回表に鈴木の2打席連発となる18号2ランで3対0とリードを広げ、4回裏にコナー・ノービーの3号ソロで1点を返されたものの、4回表にピート・クロウ=アームストロングの7号2ランなどで4点を追加。5回裏にデービッド・ヘンズリーの1号ソロでまたも1点を返されたが、7回表に鈴木のタイムリー三塁打など3本の長打が飛び出し、10対2と突き放した。8回表にクロウ=アームストロングのタイムリー二塁打などで2点、9回表にもパトリック・ウィズダムの7号2ランで2点を追加し、14対2で大勝。今季65勝65敗となり、31勝31敗だったとき以来の5割復帰となった。 今永は2本のソロアーチで2点を失ったものの、7回4安打2失点の好投で10勝目をマーク。メジャー1年目から見事に2ケタ勝利を達成した。鈴木は「3番・右翼」でスタメン出場し、17号ソロ、18号2ラン、申告敬遠、空振り三振、タイムリー三塁打、セカンドゴロ併殺打で5打数3安打4打点1四球の活躍。連続試合安打を4に伸ばし、今季の打撃成績は打率.271、出塁率.344、OPS.830となった。なお、日本人選手が同じ試合で「長打3本」と「勝ち星」を記録するのは史上初めてのことである(二刀流の大谷翔平も未達成)。