秋葉原に誕生した「台湾発メイドカフェ」がスゴイ…中国、台湾、香港からもオタクが集まる「驚きの実態」
オタク文化で世界平和を
AKIBA観光協議会の顧問という肩書きも持つ鄭氏は、サブカルチャーを通じた文化交流の支援にも積極的だ。コロナ禍を経て国際的な往来が盛んになっている一方、きな臭さを増す国際情勢下もあり、そうした草の根的な交流への思いには人並み以上のものがあるようだ。 「「秋葉原店」には台湾人も中国人も香港人も来店されますが、本当に平和的な、ある種のユートピア的な空間ができていることがあるんです。結局どこの国でもオタクは全世界みんな一緒ですから。メイドカフェで世界平和を目指したいですね。将来的には韓国やタイにも進出したいとも考えていますが、まずは日本でのビジネスを成功させたいと思います」 同じサブカルチャーを愛するオタクが世界の平和を救う。そんなアツい未来を期待したい。
伊藤 綾(ライター)