ルリーロ福岡が新体制発表。豊田将万HCと三股久典、西村光太2名のキャプテンでリーグワン初年度に臨む。
2024-25シーズンよりリーグワン ディビジョン3に参戦するルリーロ福岡が今シーズンの新体制としてヘッドコーチとキャプテンを10月2日に発表した。元コカ・コーラレッドスパークスで日本代表9キャップの豊田将万氏がヘッドコーチに就任し、SH三股久典がゲームキャプテン、FL/NO8西村光太がクラブキャプテンを務める。 福岡県出身で現在38歳の豊田将万氏はプレーヤーとして東福岡高、早稲田大で主将を務め、2009年に当時トップリーグのコカ・コーラウエストレッドスパークスに入団した。現役時代のポジションはバックローで、日本代表として9キャップの出場記録を持つ。2018-19シーズンを最後に現役を引退し、2021年4月より九州産業大学女子ラグビー部のHCを務めていた。 豊田新HCは、『グラウンドへ足を運んでくれたみなさんに「また観に来たい」と思ってもらえる闘いが出来るかどうかが我々の存在価値だと思っています。最高の「感動笑夢」を共有し、皆さんと共に闘っていきたいと思います』とのコメントを発表している。 ゲームキャプテンに任命された三股久典は鹿児島県出身の29歳。佐賀工高、明治大卒業後、2018年に入団したコカ・コーラレッドスパークスが2021年で廃部となった。その後入団した宗像サニックスブルースも2022年で廃部に。同年ルリーロ福岡に入団し、トップキュウシュウAリーグでプレーを続けてきた。 三股は、『12月から開幕するリーグワンへ向けて、新しく加わったメンバーと共に、よりレベルアップした姿をお見せできるように頑張っていきたいと思います』と決意を示している。 今シーズン、クラブキャプテンを務める西村光太は山口県出身の27歳。高川学園高、九州共立大から2021シーズンに当時トップチャレンジリーグのコカ・コーラに入団したがシーズン終了後に廃部となった。その後2022年4月に始動したLR福岡に加入し、初年度から共同キャプテンを務めてきた。 クラブキャプテンとして『オンフィールドでもリードする事はもちろん、特にオフフィールドの部分をリードできたらなと思っています』と意気込む。 九州のラグビースピリッツを受け継ぐ3名を中心としたLR福岡が、参入初年度のリーグワンに臨む。