びっ栗 大粒の「丹波栗」収穫始まる 「甘み強いクリに仕上がり」/兵庫・丹波篠山市
大粒で上品な甘さで知られる「丹波栗」の収穫が、名産地の一つの兵庫県丹波篠山市で始まっている。クリ園では大粒のクリが顔をのぞかせ、生産農家が忙しく収穫している。 JA丹波ささやまの小嶋誠部会長(39)は、市内3カ所計約2ヘクタールを栽培。そのうち、同市味間奥のクリ園(75アール)で早生のクリの収穫を始め、火ばさみを使ったり、ゴム製の手袋をはめて一つひとつ収穫している。 小嶋部会長は「大粒で甘みの強いクリに仕上がっている」と喜んでいる。 同JAでは今年度、25トンの収穫を見込み、あす14日から直売所の特産館ささやま(同市黒岡)と味土里館(同市東吹)で販売する。