【函館便り】永野猛蔵騎手が函館で大暴れ!自身初の1日4勝でJRA通算100勝まであと2勝
今朝は寒いな。そんなことを思っていたら、午前中から雨が降り、メインの時間には大雨になっていました。函館は天気が変わりやすいということは、見聞きしていましたが、この日はまさにでした。 そんな寒さを忘れさせてくれたのが関東の4年目、永野猛蔵騎手(21=伊藤圭)。1日4勝を挙げる活躍を見せてくれました。永野騎手は3勝目となった5Rの新馬戦後、「勝利していくのは大事。これからも頑張りたいです。ただ全て逃げ切りなので」と謙遜していました。そしてメインレースのUHB杯。2番手から抜け出してしぶとく押し切ったレースで4勝目を挙げました。「内から主張する馬がいたので2番手からでした。4角で手応えがあやしくなりましたが、この馬のレースを見ていて、手応えよりも頑張るイメージがありました。直線で手前を替えてからもうひと伸びをしてくれて、よくしのいでくれました。初めての1日4勝でうれしいです」。勝利の喜びと、今後もっと勝ちたいという意気込みを感じさせる精悍(せいかん)な顔つきで取材に応じていました。これでJRA通算98勝。節目の100勝まで残り2勝。この勢いなら来週にも達成がありそうですね。若手騎手の奮闘は激アツです。【舟元祐二】